1位でも、ビリでも。

こんばんは。

今日は子どもたちと一緒に早く寝よう~なんて、
そう思っていたのですが、結局、この時間まで起きていて、
この記事を書いています。

娘は保育園の年長さん。
1歳半から入園をして、早いもので今年が園生活ラスト1年です。

10月に保育園最後の運動会がありますが、昨日から練習が始まったようです。
昨日は「応援団に選ばれた~!」と元気に報告してくれましたが、
今日は「ママ…あのね…」とテンションダウン。

「かけっこ」が種目のひとつにあるのですが、どうもそのメンバーの中で、
娘が一番遅いようです。(メンバーと言っても3人で走るそうですが 笑)

「○ちゃんと□ちゃんと私で走ったんだけどね、私が一番ビリだったの。
2人はとっても速いの。(昨年からお友達の中では足の速い子として認識されていた、
子どもたちの中ではちょっとしたヒーローの2人。)
運動会の時も、きっとビリ…。私、イヤだな。△ちゃんも、今日は私を応援してくれなくて、
○ちゃんを応援していたみたい。(△ちゃんは、娘と仲の良い友達の一人なのです。)」

夫に聞かれるのは嫌だったようで、私の耳元でそっと話してくれました。

もちろん、こちらは「運動会当日まで、一生懸命練習すればいいんだよ。何位になるかは、
当日走ってみないと誰もわからないよ。練習で毎回ビリだとしても、当日ビリとは限らないしね。」
と、娘に声をかけましたが…。
(○ちゃんと□ちゃんとじゃ、ムリだろうね~なんて、冷静に分析している母でもあります。)

運動を長年やっていた身としては、練習でビリの子が、当日1位になること、
確率的にはかなり低いこと、わかっています(笑)

順位なんて気にしなくていい、一生懸命走ればいい、
親としてそう思っていますし、実際何位でもホント、いいです。

でも、娘は気にするなと言っても、きっと気にするのでしょうね(笑)
子どもって不思議なもので、1位になりなさい、とか言われたことがなくても、
自然とみんな目指すのですよね。
持って生まれた闘争本能ってあるのでしょうか!?

今でこそ、そんなことを言っている大人のワタシ。
子どもの順位は何位でもいいと思っていますが、
自分が子どもの頃は、運動が得意だったこともあり、「絶対1位をとる!」
「1位じゃなきゃイヤだ!」という、超ガッツあふれる子どもでした(笑)
(スピ8らしさが出てます…)

あ、我が子が活躍してくれたら、それはそれで嬉しいですよ~。
そこは多分に漏れず、親バカだと思います(笑)

でもそれと同じように、みんなどの子も活躍したり、頑張ったり、
みんないい経験をしてほしいな~と、ちょっと教師目線でいたりする自分がいます。

運動が得意な子は、運動会でじゃんじゃん活躍すればいいし、
運動が苦手な子は、運動に触れる良い機会だと思います。
(実際、運動が好きじゃない子は、運動会くらい運動しないと…とも思います。
学校でも運動の機会、かなり減ってますしね)

楽しめる運動会もよし、悔しい運動会もよし、
それが娘にとって、成長のひとつ、経験のひとつになることでしょう。

ビリにはビリの良さがあるよ、娘ちゃん。
悔し涙もまたよしかな…(*^_^*)