義務、べき、ねばならない、になったとたん、人は動きたくなくなる

 

 

こんにちは。
喜多川恵凛です。

今日のコラムのタイトルは、
『義務、べき、ねばになったとたん、人は動きたくなくなる』です。

子どもの頃、「宿題やったの?」と親に言われると、
今やろうと思っていたのに、
言われたからやる気がなくなった、なんてこと…。

みなさんもありませんでしたか?

また現在子育て中の方は、
つい子どもに「宿題は?」なんて言って、
嫌な顔をされたり、
それこそ「今やろうと思ってたのに!」なんて言い返されたりすることありませんか?

 

鑑定のご相談の中で、
自分の才能を見つけ、それを発揮したいが、

いざやり始めると意欲が続かなくなる、
他のことがやりたくなる、

本当はこれじゃなかったのではないか、という気持ちになってくる、
進む道に信頼がおけなくなる、
そうしたお声をきくことがあります。

 

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?

もちろん、やってみたからこそわかること。
やってみたからこそ、方向転換もあっていいことです。

けれども、何をやっても続かない。
いつまでも自分の才能探し。
それこそ、資格だけはたくさんあるのに、「何か」が見つけられない…。

そうしたパターンを繰り返しているのだとしたら、
繰り返してしまう要因、原因を考えてみてもいいかもしれませんね。

 

これが私の生きる道だと、
心がパッと躍ったあの感覚は錯覚だったのでしょうか?

その答えのひとつとして、
「宿題やったの?」と同じ原理、パターンがあります。

他人から強制されたり、
または義務になったりしたとたん、
なぜかそれをやりたくなくなってしまう、ということです。

趣味程度に、
好きなときに好きなように楽しむのはよかったのに、

それを仕事にしたとたん、
いろいろな抵抗やブレーキがかかるのは、

「仕事」に対して、
義務や責任を負う場面が出てくるからです。

やりたいと思っていたのに、
やり始めたら嫌になった、という流れの元には、
いくつかの要因となるものがあります。

自分の中の抵抗、
ブレーキがどこからきているものなのか、

それがわかると、
動けなくなってしまうパターンから卒業していけるようになり、
気持ちよく、進むことができるようになります。

自分からやりたいと思っているとき、
自ら積極的に関わりが持てる状態のときがベストなのですから、

答えとしては、
「その状態を自ら作れるようになること」ですね。

それは、言い換えれば、義務、ねば、べきにしないこと。

義務感を持ったり、~しなければ、~するべきだ、と
心の中で、抵抗やブレーキが生まれたりしたら、

自ら積極的に、
それらと関わっていくのだ、という方向へ
気持ちを切り替えていくことです。

それには、
「目の前のことに面白さ、楽しさを見出す感性」を磨くことも含まれます。

ここでいう「面白さ」とは、
お笑いを観て笑うとか、アトラクションに乗って楽しむとか、
そういう面白さ、楽しさではありません。

心を込めて丁寧に、一生懸命やってみる。
我を忘れるぐらい、集中してやってみる。

その状態を「面白いことだ。楽しいことだ。」と、感じられる感性を持つこと。

「よし、やってみよう。」と、気持ちを切り替え、
目の前のことに面白さを見出す感性を磨いていくこと。

それは「自己成長」という面白さ、楽しさに繋がり、
義務や、べき、ねばならない、という制限、枠をひょいっと飛び越えていきます。

 

それは人から頼まれたこと、
正直、めんどうくさいなぁとか、
やりたくないなぁとか、
そういった場面にも役立つ力となります。

こうした後ろ向きの気持ちというものは誰でもありますが、
どこかで、その気持ちを切り替える、
「切り替え力」をもち、自分にスイッチを入れること。

義務にすることなく、
自らの主体にすること。

心の在り方を変え、
自己成長の場としてそれを楽しめる感性を磨くことです。

裏を返せば、
「義務、~するべき、~しなければならない」にしないこと。

たとえ現状、そう感じるものであっても、
主体的な捉え方、在り方に自ら切り替えること。

 

それができたら苦労しないよ~と
そのように思う方もいらっしゃると思いますが(笑)

この「気持ちの切り替えスイッチ」と、
「目の前のことに面白さを感じる感性」というものは、

他の誰でもない、
自分にしかできないことでもあります。

親や上司、友人、仲間…
あなたを応援してくれる人がどれだけたくさん、周囲にいても、

あなたの気持ちを切り替えることができるのは、
あなたしかいません。

 

これは筋トレと同じで、
切り替える練習を何度もしていくことで、
だんだんと切り替えスイッチが作動しやすくなりますし、

面白さ、楽しさを見出す感性というものも、
さらに磨かれていくものでもあります。

なによりも、「自己成長」という楽しさ、面白さ、
それを感じられる経験をした人は、

他のどのような場面でも、
それらを才能として発揮できるようになります。

義務、べき、ねばならない、になったとたん、
人は動きたくなくなる。

心に抵抗やブレーキが出て、
動けなくなる。

だったら、義務やべき、ねばならない、にせず、
そのように捉えず、

主体的に、自らやる、という方向に、
気持ちを切り替える、心の在り方を変えていく。

そして、それも筋トレと同じように、
繰り返すことで、つかうことで、さらに磨かれる、鍛えられていく、ということです。

 

理論、仕組みがわかったら、
あとは実践、ですね(笑)

やってみて、今日はすぐやりたくなくなってしまった…という日があってもいい。

けれどもまず、やってみる、
試してみる、経験してみる。

目の前のことに面白さを見出す感性が磨かれていったら、
毎日、すべてのことが、面白さ、楽しさ溢れる世界に変わっていきますね。

 

私は家事に対して、
こうした抵抗、ブレーキ、

面倒くさいなぁという気持ち、
やりたくないなぁという思いが浮かぶことがあるので、

そのところ、
自己成長、まだまだ、かなりできそうです(苦笑)

楽しんでいきましょう~(*^_^*)

 

 

手相数秘術とは

生年月日と手相には、
「あなたがあなたらしく生きる幸せの形」が表現されています。          

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