2016年の始まりに
2016年、今年はこのように過ごしていこうと、
目標や願いを立てられましたか?
2016年は数秘術で見通していくと、『9』の年にあたります。
9年周期の、最後の1年。
今年はみなさんの中で、何かけじめや区切りがつくことがあるかもしれませんし、
むしろ積極的に、何かを手放したり、卒業をしたりと、
次の扉を開いていく準備をされていくといいかもしれません。
断捨離をするのによい1年ですが、
姿形のあるものだけではなく、
自分が長い間抱えてきた、過去のあの出来事に対しての思いや、
誰かに対しての特別な思いなど、
内面にある気持ちや感情に対しても、
新たな見方で、ひとつ区切りをつけていかれてはどうかなと思っています。
ぎゅっと握りしめてきたものがあるのなら、
ここでパッと、その力を抜いて、
手のひらを開いていくタイミングです。
それは手が開けないのではなくて、自分が開かないでいたのだということに、
そろそろ気がつくときなのだと思います。
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こうしていきたい、ああしていきたいという願いも、
その思いが生まれている元の部分がどうであるかで、
その方向性が違ってきてしまいます。
自分らしく…は素晴らしいことですが、
何を元にしての自分らしくであるのか、
その部分を再度、自分なりに見つめるタイミングでもあるでしょう。
自分らしく…が単なるわがままのようになってしまうのでは、
本来の素直な自分として生きているとは言えない気がします。
自分らしくいる先には、
周囲の人との絆や調和や、愛や優しさというものが、
穏やかに溶け込みあっている世界が開かれているはず。
そう思うと、
今自分がいる場所、環境の中で、
そばにいてくれる人たちとまず良好な関係を築き上げること。
それもまた、自分らしく生きることの、
ひとつの姿、形ではないかと思います。
嫌いな人と仲良くしましょうとか、
そういうことではないのですけれども、
一方的なモノゴトの見方で、
短絡的にその人柄や出来事を決めつけてしまうのではなく、
もう少し、想像をすること。
相手の立場になって、自分のしていることを見直してみること。
同じ出来事を、多面的に見通す力を養うこと。
自分らしく生きる先には、
そうした人との絆や思いやりや慮る気持ちや尊敬の念も、
きっと心地よく開かれていると思うのです。
自分も大切にし、相手も大切にする。
2016年、何かを手放し、区切りをつけ、
新たな扉を開いていくその先にあるものは、
自分の願いが叶う姿と同時に、
あなたの周りにいてくれる人たちの願いもまた叶い、
共に喜びあえる、そんな心の奥底から深く繋がり合える世界。
まずはそういった世界の中で、
自分が幸せに生きていくのだと、
そう決めることから、願うことからが始まりですね。
今年もみなさまにとって、たくさんの笑顔と喜びと、
幸せがあふれる1年になりますように…(*^_^*)
本年もどうぞよろしくお願い致します。