出版経過報告☆原稿が初校を終えて、戻ってきました。
先日、初校を終えた原稿が戻ってきました。
漢字の揃えや、てにをは、
文字統一、等の原稿整理をしていただきました。
データで送った原稿が、
紙ベースになり、
本文にはすでにデザインも入っていて、
なんだか、もうこれだけで、
静かな感動があり…感激しています。
ここから赤字を入れて、
また送り返して、
それをチェックしていただいて…
全部で3回のチェックをすると連絡がありました。
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タイトルは、二転三転して、
「恐れや悲しみがあっても、人は幸せになれる」
になりました。
このタイトルも当初、決まった時は、
恐れや悲しみがあっても、幸せになれないわけではない、
でした。
編集長と打ち合わせの中で、
タイトルのつけ方にも、
ちょっとしたコツというか、
ポイントになるものがあるというお話で。
では、こういうことですかね…って、
話の中で決まったのが、
幸せになれないわけではない、
でした。
でも、その後、原稿を整える中で、
なれないわけではないって、
本当にそう言いたいのかなって、
だんだんと思うようになって。
幸せになれるって、
言いたいよなぁと思うようになって。
きれいにまとまりすぎる言葉は、
タイトルとしては弱い、という、
そのような話からの、
なれないわけではない、でしたが、
後悔なく…と思ったら、
幸せになれる、と言いたいなと思って。
幸せになれる、に変更したいのですが、と
原稿を送るときに一緒に伝えて。
ダメならダメでいいやって、
そう思っていたのですが、
そこは良いも悪いも、なんにもなく、
幸せになれる、で戻ってきました(笑)
何も言ってこない!?
言ってもらえない!?
これはよかったのか、わるかったのか、
ある意味、放置!?
いやいや、好きなように、これいいよ、という信頼!?
なんだか一瞬、モヤッとしたようなものがありましたが、
自分の好きなように、
タイトルを変更できたのは、
自分にとっては、
気持ちよくエネルギーが通ることなのですから、
うん、いいよねって(笑)
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何年もかけて、
ようやく、ここまで。
一時期、迷走というか、
自分でもよくわからなくなってしまい、
自分にとっては、
無謀なこと、無理なことをしてしまったのかと、
気持ちが沈むというか、
落ち込むというか、
元気が出ない、
パワーが出ない、
そのような時期もありました。
でも、やってみたい。
書きたい。
本にしたい。
その思いはずっとあって。
それは諦める気持ちはなくて。
本当に少しずつ、少しずつ、
進んできたのだと思います。
このような状態の中で、
じっと待っていてくださった、
編集長の小田さんには本当に感謝です。
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ば~っと溢れ出るような、
力強いエネルギーがほとばしり、
勢いよく書き上げた、
そのような原稿ではなくて。
自分が本当に伝えたいこと、
言いたいことって何だろう。
私は何を大切にして、
日々、生きているんだろうって、
そう向き合いながら、自分自身に向けて、
そして、まだ見ぬ誰かを思って言葉を綴ってきました。
みなそれぞれが、
「自分らしい幸せ」を感じて、
日々、生きること。
私自身、こうして縁ある人たちと、
その世界で生きていきたいなと、
そのように思っています。
タイトルにもした、
恐れや悲しみがあっても…というのは、
人生には恐ろしいことや、
悲しいことがあるんだよ、ということではなく。
自分らしく生きよう、と、決めると、
いつかの、どこかのタイミングで、
自分の中にある、
恐れや悲しみと向き合うタイミングが来るけれども…
という意味を持っています。
そうした恐れや悲しみと向き合うからこそ、
自分らしい幸せ、自分らしい生き方に、出会える瞬間がやってくる。
自分自身と、ひたすら向き合うという作業。
惜しみなく、何度も、「自分は何者か。」ということを知ること。
そんな思いや願いが、そこにあります。
ただこれは、
どのように捉えられるかは、
読者のみなさんのものであるので、
私としては、
そのような意味を持っての言葉でありますが、
そのように思って下さいね、と、
アピールするものではないとも思っています。
みなそれぞれが、
それぞれのタイミングで、
何か受け取って下さったら、嬉しく思います。
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原稿を書き終えた時点で、
いったん、何か私の中でも終えたことがあって。
そして今、こうして、
姿形が少し、進化して、
また戻ってきた原稿。言葉たち。
気持ちも新たに、
また一字一字、一文字一文字、
魂込めて、向き合っていこうと思います。
自分の夢が叶う喜びと同時に、
この本が出ることによって、
まだ出会うことのない誰かとの縁が、
繋がり、広がっていくことにも、
少し、ワクワクしています。
それこそ、自分を表現することに、
恐れはあるし、
酷評されて終わり、とか、想像をするだけで、
どよん、と、気持ちが落ち込む感覚がすでにあるけれども(笑)
でも、それでも、
一度きりの人生、
やりたいし、やり続けていきたいと思うし。
書く、話す、伝える、ということが、
私の中にある「私らしい幸せ」の形の一部であること。
ここに幸せを感じられること。
そこに情熱を持ち続けること。
これからも大切にしていきたいな、と思うのです。
出版が決まりました、とお伝えしてから、
数年またいでの、今、ここです。
まだもう少し、
時間がかかると思いますが、
また一つ、前進しています、というご報告を、
今日、みなさんにできたこと、嬉しく思います。
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以前にもどこかで書いたのですが…
高校生の頃から漠然と、
いつか本を出したい、と思っていました。
何が書けるのか、
まったくもって、わからなかったけれど、
なぜか、本を出したい、本を出す、ということに、
ずっと、思いがあったのです。
漠然とした、大それた夢のまた夢のような思いでしたが、
今こうして、夢が目標に、そして予定に、
少しずつ形にもなって、
あともう一息、というところまできました。
今まで、自分が願ったこと。
こうなりたいな、と思ったこと。
実は、なんだかんだと、叶っている自分がいます。
ほとばしるような、熱い情熱で、
絶対に、こうなるんだって、
強い思いで、突き進んできたということではなく…。
いつか、いつか、と、
本当に遠い未来、夢のように扱ってきた、自分の思い、願い。
本を書く、ということを、
すっかりとどこかに追いやってしまって、
忘れてしまっていたような時期もありました。
でも何かの折、タイミングに、
原稿を書く依頼がきたり、お手伝いがあったり。
今思えば、本当に、ゆっくりと…。
今ここにたどり着くように、
小さな練習を繰り返していたような気もしています。
そして、人とのご縁。導き。
自分では、どうすることもできないというか、
自分と相手との、その時々のタイミングがあるからこその、つながり。
あのときの、あの人との出会いから、
あれがこうなって、ああなって、こんなふうに繋がって、流れていくなんて…と。
人との縁、導き、繋がりには、
自分だけの力で、何かを操作するというか、
そういったこととは無縁の場所で、
なにか導かれているもの、引き寄せられているものがあるなって、感じています。
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ずっと、ずっと、心の中に、あったもの。
時に、忘れてしまうくらいの、
小さな炎、情熱のものであったかもしれないけれども…。
でも、どこかで、いつか必ず、
自分はその世界で生きる、ということに、
どこかで、信頼もしていたような、自分の願い、思い。
長い時間と道のりをかけて、
今、ここをこうして歩んでいます。進んでいます。
引き続き、また何かの折、タイミングに、
みなさんにご報告できるよう、
一つひとつ、一歩一歩、進んでいけたらと思います(*^_^*)
楽しみにお待ちいただけたら、幸いです♪
私も、いつか必ず、形となる日が来ることを、
楽しみにしています。