過去の体験に基づいてた痛みや悲しみを癒していくこと。

みな多かれ少なかれ、
過去の痛みや悲しみを今も大事にしています。

それは過去の体験からくるトラウマや恐れ、
痛みや悲しみといった感情を
今も心に大切にしまってあるということ。

握りしめていてはいけませんとか、
手放しましょうとか、癒しましょうとか、
そういうことではありませんよ。

本当はもう手放したい…忘れたい…身軽になりたい…
そう思われる方々がたくさんいらっしゃると思いますが、
ある面では自分自身が大事に、大切にしまってきたのだということ。

誰かに強制されたわけでもなく、
自分自身が心の中にその居場所を作ってきたのですね。

過去の痛みや悲しみは、重すぎることもあるでしょう。
大事にしまってきたなんて、そんなふうに思えるはずがないかもしれません。

逆に、私自身がダメだから、
いつまでも手放せないし、握りしめているままなんだ…。

そう自分自身を責めたり裁いたりして
苦しくなってしまう人もいるかもしれません。

自分の中でどう意味づけをするのかは、人それぞれでしょうが、
今もずっと心の中で存在し続けていること。

それは事実であり、今もなお、しっかりと悲しみや痛みが
心の中で生きている証拠だと思います。

と、同時にどこかで、 もう今の自分はイヤだ、
今までの自分とはさよならをしたい、
人生を前向きに変えていきたい、
気付きを得て前に進んでいきたい、
そんな思いがあちこちあふれきて…

心の器を越えて、外に溢れだすときがくるのですね。

そしてそれがアクションポイントになって、
鑑定にいらしてくださる方々がけっこういます。

 

過去の体験と感情はセットで結びついていることが多いです。

ある体験をしたことで悲しみや痛みを伴った時は、
次回もそうなるのではないかという学習をしています。

私達は自分の体験したことをベースに物事を考え、捉えていきますから、
この先もきっとそうなるだろうという見通しを持つのです。

その見通しがポジティブに発揮できると自信となり、
ネガティブに発揮すると、トラウマや消したい過去、痛みや悲しみになります。

 

過去起きたことをなしにするとか、 過去の出来事を変えていくとか、
現状ではとても難しいことですし、実際できないことですよね。

もう過ぎたこと…過去の事… そう思いながらも、
心の中ではしっかりと「今」として生きている。

それはそこに痛みや悲しみといった感情があるからです。

その痛みや感情が呼び起されると、何年も前の事だろうと
即座に「今」そこへと意識が飛ぶのです。

 

レイキでは、過去へのヒーリングを通して
その感情を癒していくことができます。

起きた出来事を変えることはできませんが、
その時味わった感情はレイキによって癒すことが可能です。

ただただ、自己ヒーリングをすること。
手を当て続けていくこと。
過去の自分へ愛の光を送ること。

過去の体験に基づいて、今も痛みや悲しみを大切にしまっているとしたら…

もう、その思いとはさよならをしていきたいと思うなら…

レイキの愛と調和のエネルギーで少しずつ癒していけること、
お伝えしていきたいです。

大事にしている痛みや悲しみを解放してあげましょう。

きっと、痛みや悲しみもその役目を終えてホッとするかもしれませんよ(*^_^*)